ChatGPTにも苦手がある？知っておきたい不得意なこと５つ！

にゃー。
不得意なことを確認していこう。

ChatGPTは学習データに基づいて文章生成をするため、
学習時点までのデータしか持っていない。
（現時点で2023年10月までのデータは学習済み。
ただしChatGPTのモデルバージョンによって異なる。）
それ以降の最新の情報が含まれていないんだよ。

現在の出来事や新しい技術、最近のニュースなど日々更新されるような情報は
正確に回答できないことがあるんだよ。

最新の情報は検索エンジンの方が良いね

このChatGPTの学習期間の最終日をナレッジカットオフって言うんだよ。
ChatGPTを使う時には、そのChatGPTモデルのナレッジカットオフが
いつまでのデータを学習しているかは意識しておこうね。

簡単だよ。
それこそChatGPT本人に「きみのナレッジカットオフを教えて」
って質問してあげれば答えてくれるよ。

ChatGPTは独自の意見や感情を持つことはできないよ。
提供できるのはあくまで一般論にすぎないんだよ。

そういうことだよ。
ChatGPTの仕組みを理解していればわかることだけど、
ChatGPTは自分で考えて文章を生み出しているのではなくて、
確率で文章を生成した結果として出来上がった文章にすぎないからね。

ChatGPTは膨大な量の情報を学習しているけれど、
複雑な専門分野（医学、法律、金融、エンジニアリングなど）に関して
その情報の深さは専門家ほどではないんだよ。

その通り。
一般的に言われていることは返答してくれるけど
それは出現頻度が高い文章ということだよ。
専門的な深い知識に基づく情報ではないんだよ。

驚くかもしれないけど、ChatGPTは計算を間違えることがあるんだよ。

理由はChatGPTがプログラムを「実行する」のではなく、
データに基づいて「予測する」システムだからだよ。

たとえば「３＋５＝」って入力すると、
一般的なコンピューターは「３＋５＝８」と答えを演算するけど、
ChatGPTは「３＋５＝」に対して過去の学習データから
確率的に「８」を推測するんだ。

ChatGPTは確率で文章を生成するAIだから、
正しい知識を基に情報を出力しているわけではないんだ。

つまり、嘘をつく場合があるということだよ。

また偏った情報や間違えた情報を学習している場合がある。
生成AIの嘘をハルシネーション（幻覚）っていうよ。
だから、ChatGPTに知識の質問をするのはおすすめではないんだ。

そういうこと。
どうしてもChatGPTで知識を問う場合には
「検索エンジンで根拠を確認してください」
などハルシネーション対策が必要だね。
（＝ファクトチェック（事実確認）っていうよ）

にゃー。うまく活用できそうな気がしてきたかな？
あわせて「知らなかったでは済まされない注意点」も知っておいてね。

知らない方がこわいよ。
ルールさえ守れば大丈夫さ。
使う前に知れたきみはラッキーだよ。