ステップバイステップで一つひとつ段階的に考えさせる方法!ChatGPT使いこなしの簡単なコツ!

プロンプトのコツ

✔サクッと効率的で的確な出力が得られる!
✔サクッとアイデアの整理や問題解決がスムーズに!
✔サクッと初心者でも簡単に使いこなせる!

「AIでサクッと楽しちゃおう♪」

ChatGPTをもっと賢く使いたいと思いませんか?

複雑な課題やアイデア出しを頼むとき、一度にすべてを考えさせるのは非効率。
そこで効果的なのが、ステップバイステップで段階的に考えさせる方法です。
このアプローチなら、AIの理解力を最大限に引き出し、
的確な答えやクリエイティブな提案が得られます。

今回は、具体的な手順と実践的なコツをお伝えします。

ChatGPTを使いこなし、業務効率や成果をさらにアップさせましょう!

文系OL
文系OL

ChatGPTって簡単な質問だとすぐ回答してくれるしすごいんだけど、
難しい質問だとイマイチ意図が伝わらなくて扱いずらいわ。

SEの猫
SEの猫

難しい質問でも、ChatGPTに
ちゃんと思考の手順を与えてあげることがコツだよ。

文系OL
文系OL

思考の手順?

SEの猫
SEの猫

方法は色々とあるんだけど、
特に簡単な方法を上げていくよ。

Zero-Shot Chain of Thought(Zero-Shot CoT)

SEの猫
SEの猫

Zero-Shot Chain of Thoughtっていうのは、
ChatGPTに対して一つひとつステップを段階的に考えてね
って指示することだよ。

文系OL
文系OL

…わかりません。

SEの猫
SEの猫

どういう意味かは実際にやってみるとわかるよ。
方法は簡単で「ステップバイステップで考えて」
おまじないをかけるだけだよ。

文系OL
文系OL

「ステップバイステップで考えて」
それだけで結果が変わるの?

SEの猫
SEの猫

まずはヒントを与えない方法だよ。

ケース例

新商品発売の売上に最も影響を与えるタイミングを分析

プロンプト例

化粧水の新商品を発売する場合、どの月が最も売り上げに影響を及ぼしそうですか?

ChatGPTの返答

化粧水の新商品の売り上げに影響を及ぼしそうな月は、1月、3月、6月、10月など、季節の変わり目や特定の消費者行動が活発になる時期です。以下の理由を基に説明します:

1月(冬の乾燥ケアと新年のスタート需要)

  • 冬の乾燥がピークを迎え、保湿需要が高まります。
  • 年末年始のギフト購入や、自分磨きを意識した新年のスタート需要が期待できます。

3月(春の準備)

  • 季節の変わり目で、肌のトラブルや乾燥に悩む人が増加。
  • 入学・入社など新生活に向けた買い替え需要が高まります。
  • 紫外線ケアを考え始めるタイミングとしても注目されます。

6月(梅雨から夏への移行)

  • 湿気の影響で肌のべたつきやトラブルに対応する化粧水の需要増。
  • 夏用化粧品への切り替えを検討する時期。

10月(秋の保湿シーズン開始)

  • 気温や湿度が下がり始め、保湿ケア需要が再び増加。
  • ボーナス商戦やハロウィンなどのイベントも購買意欲を刺激します。

最適な月は、ターゲットや製品の特徴に依存しますが、冬の乾燥や春の肌トラブルが注目される1月や3月が特に有力です。さらに、事前にプロモーションや口コミを高めておくことで、どの時期でも売り上げ効果を最大化できます。

文系OL
文系OL

うーん、もう少し踏み込んで推測してほしいなあ。

SEの猫
SEの猫

そういう時に、次はおまじないを入れてみよう。

プロンプト例

化粧水の新商品を発売する場合、どの月が最も売り上げに影響を及ぼしそうですか?
ステップバイステップで考えてください。

プロンプトのコツ

✔「ステップバイステップで考えて」のおまじないで段階的に考えさせる。

ChatGPTの返答

化粧水の新商品を発売する際、売り上げに影響を及ぼしやすい月を選ぶためのステップを以下に示します。


ステップ1: 商品の特性を確認

  • 保湿重視の商品か?
    • 冬場や乾燥シーズンに需要が高まる。
  • さっぱりタイプか?
    • 夏場や梅雨の湿気が多い時期に好まれる。
  • 敏感肌向けか?
    • 季節の変わり目に需要が増える。

ステップ2: 季節ごとの肌の悩みを分析

  1. 冬(1月~2月)
    • 肌が乾燥しやすく、保湿アイテムの需要がピークに。
    • 冬のボーナスや新年キャンペーンで消費意欲が高い。
  2. 春(3月~5月)
    • 季節の変わり目で肌が不安定になりやすい。
    • 紫外線ケア需要が始まるため、美白やUV関連商品の需要が増える。
  3. 夏(6月~8月)
    • 湿気や皮脂が多く、さっぱりした使用感の商品が好まれる。
    • 冷感化粧水や夏用スキンケアに注目が集まる。
  4. 秋(9月~11月)
    • 紫外線の影響で肌がダメージを受けやすく、リペア系の商品が求められる。
    • 空気が乾燥し始め、保湿ケアの需要が再び高まる。

ステップ3: 消費者の行動パターンを考慮

  • 年始(1月): 自分磨きや新しいケア用品を試したい心理が働く。
  • 新生活(3月~4月): 新しい環境に向けて化粧品を見直すタイミング。
  • ボーナス時期(6月・12月): 消費者の財布の紐が緩みやすい。
  • プレゼント需要(11月~12月): ギフト需要が高まり、販売促進がしやすい。

ステップ4: ライバル商品の発売タイミングをチェック

  • 他社製品が集中する時期を避けることで競争を回避。
  • 逆に、トレンドやシーズンの盛り上がりを利用する方法も。

ステップ5: プロモーション時期を計画

  • 発売月の1~2か月前にプロモーションを開始し、期待感を高める。
  • 季節に合わせた広告やイベントを展開。

結論

  • 1月: 冬の乾燥ケア需要が高く、新年のスタートで消費者心理をつかみやすい。
  • 3月: 季節の変わり目と新生活に向けた需要が重なる。
  • 10月: 冬を前に保湿ケアが注目されるタイミング。

発売する商品の特性やターゲット層に合わせて、これらの時期を検討すると効果的です。ておくことで、どの時期でも売り上げ効果を最大化できます。

文系OL
文系OL

すごいわ!
ちゃんとステップを踏んで推測しているのね!

SEの猫
SEの猫

「ステップバイステップで考えて」というと
途中経過一つひとつのステップを明確にしてくれるんだ

文系OL
文系OL

途中経過が見えると、ChatGPTがどうしてその答えに至ったのか
考えるステップがわかりやすくていいわね!

SEの猫
SEの猫

これがZero-Shot Chain of Thought(CoT)という方法なんだけど、
元になったChain of Thought(CoT)はこの途中ステップを
ユーザーが示してあげる方法だったんだよ。

文系OL
文系OL

この途中ステップを私が指示するのは難しいわ。

SEの猫
SEの猫

そうだよね。
だからCoTを発展させてZoro-Shot CoTという
「ステップバイステップで考えて」という方法が考案されたんだ。
ちなみに英語原文では「Let’s think step by step」だよ。

文系OL
文系OL

すごいわ!
「ステップバイステップで考えて」なら
私にも簡単にできそう!

SEの猫
SEの猫

ChatGPTが示してくれたステップをヒントにして
CoTを実行してみるのも一つの方法だよ。

壁打ちでさらに発展させる

SEの猫
SEの猫

ChatGPTの回答をもっと発展させるために壁打ちでCoTをしてみよう。

プロンプト例

化粧水の新商品を発売する場合、どの月が最も売り上げに影響を及ぼしそうですか?
化粧水は保湿重視で敏感肌でも使えるノンケミカル処方です。
季節ごとの需要を評価し、消費者の行動パターンを分析し、
最後に最も適切な販売月とパッケージの色味を提案してください。

プロンプトのコツ

✔段階的に考えさせるためにプロセスを指定する。

ChatGPTの返答

季節ごとの需要評価と消費者行動パターンの分析

  1. 冬(12月~2月)
    • 需要の特徴: 空気が乾燥し、保湿アイテムの需要がピーク。敏感肌の方は乾燥による肌荒れ対策として化粧水に注目する傾向が強い。
    • 消費者行動: 年末年始のセールや新年のスキンケアリセットをきっかけに購入が増加。
    • 販売効果: 冬の保湿対策を強調すれば、即効性の高い需要を喚起可能。
  2. 春(3月~5月)
    • 需要の特徴: 花粉や季節の変わり目による肌荒れが懸念され、敏感肌対応の製品の需要が増加。
    • 消費者行動: 新生活や新しい美容習慣を始めるタイミングで、敏感肌ケア商品が選ばれやすい。
    • 販売効果: 敏感肌への優しさを強調すれば、新規顧客を獲得できる可能性が高い。
  3. 夏(6月~8月)
    • 需要の特徴: 紫外線によるダメージケアがメインテーマとなり、保湿よりもさっぱり感が重視される。
    • 消費者行動: 冷房による乾燥対策として化粧水の需要は一定あるが、秋冬に比べて低い。
    • 販売効果: 保湿重視の化粧水としては競争が激しく、プロモーション効果が出にくい可能性がある。
  4. 秋(9月~11月)
    • 需要の特徴: 気温の低下に伴い、乾燥が気になり始める。保湿商品への関心が高まり、敏感肌対応商品も注目されやすい。
    • 消費者行動: 夏の紫外線ダメージケアの延長として購入されることが多い。
    • 販売効果: 秋口に保湿を意識させるキャンペーンで売上増が見込める。

最適な販売月と理由

  • 販売月: 9月~10月(秋口)
    理由: 夏の紫外線ダメージが気になり始め、保湿ケアへの切り替えが進むタイミング。乾燥が深刻になる冬前に、保湿重視の商品を購入し始める消費者心理を狙える。

パッケージの色味の提案

  1. 基調色:
    • 秋冬に好まれる 暖色系(ベージュ、ローズゴールド、オレンジベージュ) を採用。温かみや自然の優しさを演出。
  2. アクセント:
    • ノンケミカル処方を示す グリーンやライトブルー をポイントに使用。安心感や清潔感を訴求。

プロモーション案

  1. キャッチコピー例:
    「秋から始める潤いケア。敏感肌にも優しい、自然派保湿化粧水」
  2. 発売キャンペーン:
    • サンプルセット配布で使用感をアピール。
    • 初回購入特典として小型サイズのプレゼントを用意。

これにより、秋から冬に向けた保湿ケアアイテムとして消費者の購買意欲を引き出す戦略が有効です。

文系OL
文系OL

すごいわ!
季節ごとの需要の特徴、消費者行動、販売効果について
それぞれ分析されているから、説得力があるわね!

SEの猫
SEの猫

いきなりChatGPTにステップを指示するのは難しいけど、
ChatGPTにステップを考えてもらってから
ステップを指示することで、CoTの手法も簡単にできるね。

文系OL
文系OL

便利だわ!

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文系OL
文系OL

ChatGPTにステップバイステップで指示を与えるコツがわかったわ!
ChatGPTがどう考えてその結論に至ったのかがわかるのも便利だわ!

SEの猫
SEの猫

にゃー。それはよかった。
このサイトではもっと便利なChatGPT活用方法やプロンプトを紹介しているよ。
あわせて読んでみてね!

登場人物
  • 文系OL
  • SE猫
文系OL(橋本 結奈)

超多忙上司の急な仕事に翻弄される
文系出身のOL。
美容系小売業の雑務を担当している
なんでも屋さん。
真面目で信頼できる仕事っぷりだけど
面倒くさがりなところがある。

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SEの猫(ミーシャ)

SE(システムエンジニア)の猫。
本人はロボット説を否定している。
難しい数式や専門用語は
わかりやすく解説するよ!

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